後立山周辺(長野白馬村) 矢崎山(935.4m) 2016年11月13日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 10:44 尾根末端−−11:00 廃林道−−11:04 ゲレンデ−−11:06 矢崎山 11:08−−11:12 廃林道を離れる−−11:19 尾根末端

場所長野県北安曇郡白馬村
年月日2016年11月13日 日帰り
天候
山行種類藪山(Hakuba47スキー場から登ればほぼ一般登山)
交通手段マイカー
駐車場尾根末端に駐車場あり
登山道の有無今回のルートでは無し。Hakuba47スキー場から登れば林道が利用可能
籔の有無スキー場ゲレンデ〜山頂の僅かな間だけ薄い灌木藪
危険個所の有無無し
山頂の展望北側に少し開ける
GPSトラックログ
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コメント山頂麓東側の神社マークの西側の尾根を往復。意外にも尾根上には軽く刈り払われた道があった。山腹南に延びる林道は廃林道だが矢崎山南側分岐から西側はHakuba47スキー場ゲレンデ内の今も使われている林道だった。なお山頂北側の急斜面は崖で登ることはできない




尾根末端近くの駐車スペース 尾根は水路で囲まれる
尾根末端。崖状だが凸凹多く登れる 尾根に乗ると道が出現
道が無くても歩きやすい植生 廃林道に出た
獣道ができている Hakuba47スキー場
この高まりが矢崎山山頂 崖っぷちが矢崎山山頂
矢崎山から見た八方尾根南側 矢崎山から見たジャンプ台
帰りに熊棚発見 車に戻る


 遠見尾根末端の一つに矢崎山がある。地形図では南側の白馬五竜スキー場から車道が描かれており、これが通行できれば山頂直下まで車では入れる山だ。カーナビの地図ではこの林道は出ておらず、林道入口のあるスキー場リフト駅を目標地点に入力する。シーズンオフのスキー場駐車場は当然ながらガラガラ、地形図だと建物をぐるりと囲む道から林道が分岐しているはずなのだが、現場に行くと林道が無い! あるのはゲレンデだけ。残念ながら楽はできないようだ。

 今度は山頂西側のHakuba47スキー場からアプローチしてみることに。ここにも林道が描かれているが、矢崎山近くの道とは繋がっていないような表記。でもスキー場のメンテ用としてゲレンデ内で繋がっている可能性が高いと予想した。

 矢崎山の北側を通る車道を平川沿いを西へ。矢崎山の北側斜面は地形図で見ても傾斜がきついが実際には崖で登れない地形だった。まあ、これも想定の範囲内。その奥がスキー場であるが、予想通りゲレンデを横切るように林道が見えていた。これが使えれば車で矢崎山直下まで入れそうだ。林道入口は一番西側のリフト駅裏手にあったが車止めあり。手で動かせるものなので入ろうと思えば入れるが、このスキー場は冬の営業開始に備えて準備が始まっているらしくたくさんの車が止まっている。さすがにスキー場関係者の目の前で車止めをどかす度胸は無いのでこちらの林道も諦めて、素直に足で登ることにした。

 ルートであるが山頂の少し南側から北東に落ちる尾根がこの界隈では一番傾斜が緩そうで安全度は高いだろうと判断。近くに神社マークがあるので、もしかしたら神社裏から道があるのではとの期待もあった。しかし見た感じでは尾根末端付近に建物は見当たらない。駐車スペースはあったのでそこに車を置いて歩き出す。

 地形図では車道と尾根の間に川マークが描かれているので渡れるかちょっと心配だったが、現場に到着すると跨げるくらいの幅の用水路だった。尾根の東斜面は露岩混じりで急過ぎて登るのはヤバそうなので、もっと簡単な取り付き点がないかと水路を跨いで斜面側に移動して尾根周囲を西へと進むと、尾根の最末端で崖の高さが2mくらいまで低くなっていて登れそうな雰囲気だった。岩場に凸凹があるので足場も手がかりも問題なく尾根上に出ることができた。

 尾根上には割と明瞭な踏跡があった。よく見ると枝を払った形跡もあり何の目的の道なのかは知らないが、とにかく道が無いよりは断然楽だ。ただしこの辺りは笹は皆無で落葉樹の自然林がメインであり、しかも根曲がりではないのでどこでも割と自由に歩ける植生だった。豪雪地帯とはかなり植生が違う。

 林道直前で道が不明瞭になるが藪は無いので問題なく林道に飛び出す。林道は廃林道化しており長年使われていなのは明らかだ。この林道入口付近は道が薄くなってスキー場ゲレンデに溶け込んでしまったのだろう。

 尾根を回り込むとHakuba47スキー場ゲレンデに合流するが、廃林道出口には立入禁止のテープが渡してあった。スキーヤーが入り込まないようにしているのだろう。ゲレンデには新しい轍がある現役の林道。スキー場が準備を始める前だったらここまで車で来られたかな。

 ここから矢崎山山頂は目と鼻の先。道は無いが潅木は薄く問題なく進むことができる。三角点は崖っぷちにあるが木が多くてあまり展望は良くない。それでも西側と北側は僅かに開け、八方尾根の南斜面と白馬のジャンプ台はよく見えた。山頂標識は無かった。

 帰りは往路を戻る。

 

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